ダイハツ ムーヴをカスタムカラー BM2134-10近似色で刷毛塗り全塗装!

カスタムカラー
BM2134-10近似色でムーヴを刷毛塗り全塗装された事例です
大阪府 タカラ塗料

注意!
ディスプレイにより実際の色と違う場合があります。

タカラ塗料担当者より

こちらは2021年10月1日に行われた内定式にて塗装した事例です。

塗料を扱ったことのない内定者2名と、昨年の内定式で刷毛塗全塗装を行った新卒スタッフがレクチャーしながら塗装を行いました。
塗っていく車はタカラ塗料スタッフの車。
今回使用した塗料の種類は水性塗料、ベンジャミンムーアの色見本帳から3色チョイスし調色しました。
BM2134-10 ブラウン
BM680 ホワイト
BM2024-20 イエロー
内定式での様子はこちらのブログでも見て頂けます。

マスキング、足付けは刷毛塗全塗装を何度か経験したことあるスタッフ2人で行いました。
マスキングは仕上がりを左右する部分でもあるので細かい箇所も丁寧に行いました。
ライトなどプラスチックの部分は塗料がつくと取ることが出来ないので特に慎重に行ってください。
ミラーやガラス等の部分は塗料がついてもカッターなどで取ることが出来ますよ。
タイヤやフロントガラスなど大きな面積を占める部分は要らない紙やマスカーでざっくりとマスキングすると時短にもなるのでおすすめです。

マスキングが終わったら#600程度の耐水ペーパーで足付けを行います。
足付けの作業は純正塗装をすべて落とすのではなく、車体全体が白く曇る程度を目安に紙やすりをかけます。
耐水ペーパーを折って使うと細かい部分もしっかりと足付けが出来ますよ。
足付けの詳細はこちらをご参考下さい。

午前中内定者の2人が座学を受けている間に、急ぎながらも丁寧にマスキングと足付けまでの手順を済ませることが出来ました。

全体に足付けが出来たら、午後からワックスオフを使って脱脂を行います。
塗装する面に油分や足付けで出た粉分が付着していると、塗料が剥がれてしまう場合があります。
足付けのやすりがけで出た粉を丁寧に拭き取るイメージで車体全体を拭いていきましょう。
脱脂の詳細はこちらをご参考下さい。

しっかりと脱脂が出来たらいよいよ塗装していきます!
いきなり塗料を塗るのではなく、まずは下塗りを行います。
ミラーやワイパーなどの樹脂部分に非鉄バインダーαを塗ります。非鉄バインダーαは鉄以外の部分を塗る際、塗装が引っ付きやすくなる、接着剤のような役割をしてくれます。

非鉄バインダーαを乾かしている間に水性塗料の準備を行います。
水性塗料は水でも希釈が可能ですが、今回は初心者の方でも扱いやすく、仕上がりに影響が出にくいバランサーを使って希釈しました。
バランサーとは水性塗料用の乾燥遅乾剤となっており、ムラやゆず肌になる失敗を減らすことが出来ます。
水性塗料を缶の底からしっかりと混ぜて、バランサーで水性塗料を50%の割合で薄めて使用しました。

今回はツートンカラーの塗り分けを行いました。BM2134-10のメインのブラウンカラーが濃い色なので、先にBM680のホワイトカラーを塗っていきます。
ツートンカラーに塗り分けをするときは薄い色を塗ってから濃い色を塗ると修正もしやすいのでおすすめです。
ボディーの塗装は広い面をローラーで塗装し、細かい部分や凹凸がある部分は刷毛で塗装していきます。
塗る場所によって使う道具を使い分けることがより綺麗に仕上げるコツとなります。
一気にたくさんの塗料をつけるとムラになりやすいので、何度も塗るつもりで薄く均一に塗ります。
1度塗り目はかすれてもいいのでどんどん塗り、軽く乾かしてから再度なでるように塗ります。
車全体にメインのブラウンカラーを塗り終わったら2度塗り目に備えて乾かします。
その間に非鉄バインダーαを下塗りしていたミラーやバンパーにBM2024-20のイエローを塗っていきます。
どの色も同様に薄く何回も塗り重ねて仕上げていきます。

今回ホワイトとイエローはとても透けやすい色なので4回、メインのブラウンカラーは3回ほど塗り重ねています。
透けないようにしっかりと色がつくまで薄く塗り重ねて下さいね。

マスキングは塗料が完全に乾ききる前の半乾きの状態で剥がしてください。
テープをはがすときはゆっくり、丁寧に剥がしてください!
剥がしにくいところはカッターで切り込みを入れてあげると剥がれやすくなります。
剥がした後、細かい塗り残しは小さな筆などで修正をしてください。

トップの写真は屋外での撮影、本文13枚目の写真は屋内(蛍光灯)での撮影になります。
撮影場所や照明などの光の加減、モニターの違いから色味は若干変わって見えます。
ぜひカスタムカラーでオーダーされる際はお気に入りの色を選んでくださいね。
屋内と屋外での色の見え方についてはこちらのブログで詳しく見て頂けます。

今回使用したのは水性の塗料。
水性の塗料はにおいも少なく、初心者の方やお子様と一緒でも扱いやすいので手軽に全塗装に挑戦して頂けます。
刷毛塗り用の塗料はどの種類も艶消しの仕上がりとなります。
艶消し塗料は塗装が初めての方でも刷毛やローラー跡が目立ちにくいのが最大の特徴でございます。
車のイメージを変えたい、長年の愛車の汚れが目立ってきた、塗装剥げが気になってきた、という方はぜひ全塗装挑戦してみて下さい♪

ツートンで塗り分けの事例です。
こちらのページではメインカラーのBM2134-10(ブラウン)をご注文いただけます。

アソートカラー、BM680(ホワイト)はこちらのページの『L55-90B』の価格を参考にしてください。

アクセントカラー、BM2024-20(イエロー)はこちらのページの『L29-70T』の価格を参考にしてください。

詳しい車の塗装方法はこちらをご覧ください。

当店の内定式では毎年車を全塗装しています。
2023年度の内定式のレポートはこちら
2022年度の内定式のレポートはこちら
2021年度の内定式のレポートはこちら
2020年度の内定式のレポートはこちら

こちらは水性を塗られました。
(2021.10)


その他カスタムカラーの事例をみる

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価格表

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※この商品の2液ウレタンセットは必要量の硬化剤とセットのお値段です

各シンナー付は、下記の容量のシンナーが付いています。
塗装前の油分を落とす脱脂用に、それぞれ塗料に対して必要量より少し多めの容量です。シンナーをお持ちでない方はこちらの『シンナー付』がおすすめです。

2液ウレタンセット シンナー付
1kgセットの塗料ウレタンシンナー 1L
2〜3kgセットの塗料ウレタンシンナー 2L
4〜8kgセットの塗料ウレタンシンナー 4L
ラッカー シンナー付
1kgの塗料ラッカーシンナー 1L
2kgの塗料ラッカーシンナー 2L
3〜4kgの塗料ラッカーシンナー 4L
6〜8kgの塗料ラッカーシンナー 4L×2

シンナーは必ず必要になりますので、お持ちでない方はシンナー付きをお求めください。
水性にはシンナーが付属しておりませんので、脱脂用で必要な際はワックスオフをお買い求めください。
ワックスオフはこちら>>


納期は1〜3営業日以内に出荷となります。
送料は1回のご注文につき全国一律で820円です。

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塗料の種類の選び方

当店では、車の刷毛塗り全塗装用として適切な3種類をご用意しております。
全ての塗料は刷毛で塗ってもムラが目立ちにくいような艶消で、季節に応じて調整しています。
もちろんガンで吹く場合も吹きやすいです。
またどの塗料もガソリンなどの耐性も高いものを選んでいます。

                 
  水性 2液ウレタン 油性 ラッカー 油性
ガソリン耐性
太陽への光の耐性
塗料の膜の硬さ
扱いやすさ
臭い × ×
つや感 3分のみ 1〜2分 0〜1分
耐久年数 4〜5年 3〜4年 1〜2年
薄めるもの ウレタンシンナー ラッカーシンナー
走行可能までの乾燥時間
(20℃の場合)
2〜4時間 2〜4時間 1時間

Aqueous  〜刷毛塗用艶消水性〜

当店人気ナンバーワン、金属用の水性塗料。水性塗料のなかでも耐候性が高く耐ガソリン性も高いものを選定。 とても塗りやすく、艶消し剤が分離しにくいため艶ムラも出にくい。

〇耐候性、耐ガソリン性が強い
〇乾燥は普通で塗りやすい
〇水道水で薄められるので手軽
〇臭いが少ないので住宅街での塗装でも気にならない

●艶が3分艶しかできない
●一度塗ってしまうと板金塗装屋さんに修理に出せなくなる(ラッカー・ウレタンでもそうですが・・・)


刷毛塗りの場合:5%
吹付けの場合:15%

4:1Urethane  〜刷毛塗用艶消2液ウレタン〜

 

現在の自動車補修の主流。 硬化剤と混ぜて化学反応で固まるので、ガソリンにも強い。 またラッカーに比べて長持ち。主剤と硬化剤との比率は4:1。

〇ラッカーに比べ耐候性、耐ガソリン性が強い
〇乾燥が早い

●一度硬化剤と混ぜてしまうと、使い切らなくてはならない(約8時間以内)
●湿度の高い時はウレタンのリターダーを使用しないと白くぼけやすい
●乾燥時間が気温により大幅に左右するので、季節に合ったシンナーを使わないと塗りにくい
●価格が高い
●もともと艶のある塗料を艶消しに作っているため、通常の車用塗料と比べた場合、著しく耐候性が落ちる

ウレタンシンナー
刷毛塗りの場合:20〜25%
吹付けの場合:45〜50%

Lacquer  〜刷毛塗用艶消ラッカー〜

   

タッチペンやスプレーでおなじみの1液タイプの速乾塗料。 昔は自動車補修にも使われていた塗料で、ガソリンにも強い。1液タイプのため手軽に塗装可能だが、劣化も早い。

〇1液で扱いやすい
〇乾燥が早い
〇価格が安い

●湿度の高い時や暑いときには乾燥を遅くするリターダーシンナーを用いないと白くぼけやすく、また刷毛で塗りにくい
●ウレタンに比べ塗膜が薄く、はがれやすい
●ウレタンに比べ耐候性(太陽光に対する耐性)が弱く、劣化が早い(天井ボンネットなら1年ぐらいで劣化する)

ラッカーシンナー
刷毛塗りの場合:80〜100%
吹付けの場合:100〜120%


 塗料選びに迷ったら>>

塗料の量の選び方

塗り方や塗り回数によって使用する塗料の量は変わってきます。
下記は外装のみ塗装の場合用に少し多めに見積もっています。(一般に刷毛、ローラー塗りのほうがスプレー吹き付けより厚くつきますので、少し多めに塗料が必要です)

 車種別 必要量をみる>>

軽トラック・軽バン・コンパクトカーの場合3〜4kg
ミニバン・ハイエースの場合4〜6kg

※どちらものちのちの補修用も含めての量になります
※車内も同色で塗る場合、軽トラックで1.2倍、通常のボックスタイプで1.5倍量ぐらい必要になります

数量によって値段が異なります。ご購入の際は以下の値段表をご確認の上、カートに商品を追加してください

 車種別 必要量をみる>>

Color  〜BM2134-10近似色〜

販売価格 6,570円
型番 BM2134-10

カートに追加する商品をお選びください。

 1kg2kg3kg4kg6kg8kg
水性
2液ウレタンセット
2液ウレタンセット シンナー付
ラッカー
ラッカー シンナー付
容量
塗料の種類

容量
塗料の種類
 1kg2kg3kg4kg6kg8kg
水性
2液ウレタンセット
2液ウレタンセット シンナー付
ラッカー
ラッカー シンナー付

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