当店では、車の刷毛塗り全塗装用として適切な3種類をご用意しております。
全ての塗料は刷毛で塗ってもムラが目立ちにくいような艶消で、季節に応じて調整しています。
もちろんガンで吹く場合も吹きやすいです。
またどの塗料もガソリンなどの耐性も高いものを選んでいます。
水性 | 2液ウレタン 油性 | ラッカー 油性 | |
ガソリン耐性 | ○ | ◎ | ○ |
太陽への光の耐性 | ◎ | ○ | △ |
塗料の膜の硬さ | △ | ◎ | ◎ |
扱いやすさ | ◎ | △ | ○ |
臭い | ◎ | × | × |
つや感 | 3分のみ | 1〜2分 | 0〜1分 |
耐久年数 | 4〜5年 | 3〜4年 | 1〜2年 |
薄めるもの | 水 | ウレタンシンナー | ラッカーシンナー |
走行可能までの乾燥時間 (20℃の場合) |
2〜4時間 | 2〜4時間 | 1時間 |
特徴 | 当店人気ナンバーワン、金属用の水性塗料。 水性塗料のなかでも耐候性が高く耐ガソリン性も高いものを選定。とても塗りやすく、艶消し剤が分離しにくいため艶ムラも出にくい。 |
メリット | ・耐候性、耐ガソリン性が強い ・乾燥は普通で塗りやすい ・水道水で薄められるので手軽 ・臭いが少ないので住宅街での塗装でも気にならない |
デメリット | ・艶が3分艶しかできない ・一度塗ってしまうと板金塗装屋さんに修理に出せなくなる(ラッカー・ウレタンでもそうですが・・・) |
薄めるもの 希釈率 |
水 刷毛塗りの場合:5% 吹付けの場合:15% |
特徴 | 現在の自動車補修の主流。硬化剤と混ぜて化学反応で固まるので、ガソリンにも強い。またラッカーに比べて長持ち。主剤と硬化剤との比率は4:1。 |
メリット | ・ラッカーに比べ耐候性、耐ガソリン性が強い ・乾燥が早い |
デメリット | ・一度硬化剤と混ぜてしまうと使い切らなくてはならない(約8時間以内) ・湿度の高い時はウレタンのリターダーを使用しないと白くぼけやすい。 ・乾燥時間が気温により大幅に左右するので、季節に合ったシンナーを使わないと塗りにくい ・価格が高い ・もともと艶のある塗料を艶消しに作っているため、通常の車用塗料と比べた場合、著しく耐候性が落ちる |
薄めるもの 希釈率 |
ウレタンシンナー 刷毛塗りの場合:20〜25% 吹付けの場合:45〜50% |
特徴 | タッチペンやスプレーでおなじみの1液タイプの速乾塗料。昔は自動車補修にも使われていた塗料で、ガソリンにも強い。1液タイプのため手軽に塗装可能だが、劣化も早い。 |
メリット | ・1液で扱いやすい ・乾燥が早い ・価格が安い |
デメリット | ・湿度の高い時や暑いときには乾燥を遅くするリターダーシンナーを用いないと白くぼけやすく、また刷毛で塗りにくい ・ウレタンに比べ塗膜が薄く、はがれやすい ・ウレタンに比べ耐候性(太陽光に対する耐性)が弱く、劣化が早い(天井ボンネットなら1年ぐらいで劣化する) |
薄めるもの 希釈率 |
ラッカーシンナー 刷毛塗りの場合:80〜100% 吹付けの場合:100〜120% |