「ツートン塗り分けにしてみたい!」というお客様のお声をよくいただきます。
当店のタカラ塗料提案色は、色のトーンが近いものが多いので、基本的にはどの色の組み合わせでもかっこよく決まります。 その中でも特におすすめの組み合わせをご紹介。塗り分けの色選びに迷った方、ぜひ参考にしてください!
塗り分けの位置の決め方ですが、特にこうすればいいという決まりはなく、あまり難しく考えないで自由に決めるのが正解のようです。
ただ、「どの位置で塗り分けるか=色の配分」がイメージを左右するので、色の組み合わせと同じように位置決めも重要になってきます。
下の画像のように、同じ色の組み合わせでも配分を変えるとガラッとイメージが変わります。
こちらはやはりやってみないとわからないところがありますので、やってダメならやり直してみる、というのもありです。それができるのが刷毛やローラーで自分で全塗装できる良さですね。
位置を決めたら、塗料の量を計算します。
塗料の必要量の求め方は、塗る面積(平米数)で決まります。
例えば軽自動車のルーフとボディを塗り分ける場合 全長3.4m 全幅1.5m 高さ1.5m とします。 下の色の面積は 前面1.5m×0.8m + 背面1.5m×0.8m + 側面3.4m×0.8m×2面 = 7.84平米 上の色の面積は、前面・背面・側面は窓が多いので含めず 上面1.5m×3.4m = 5.1平米 大体3m?あたり1kgの塗料が必要になるので 下の色 7.84m?÷3 = 約2.61kgとなり 3kg 上の色 5.1m?÷3 = 約1.7kgとなり 2kg 必要です。 |
マスキングテープを貼ってしまえばあとは塗るだけなのですが、塗る際には念のため「マスキングテープ側」から「色を付けようとしている側」に刷毛やローラーを動かして塗ってください。
または刷毛やローラーで垂直に叩きながら塗るのも正解です。
ルーフとボディを塗り分けたり、ボンネットのみを塗り分けたり、マスキングをしてストライプに塗り分けされる方もいらっしゃいます。
ツートンカラーの事例を集めましたのでこちらもご覧ください。
ツートンカラー塗装事例を見る >>
マスキングテープは塗料が完全に乾ききる前に剥がすようにしてください。
剥がす際に塗膜が剥がれてしまう可能性があります。
しっかり密着 作業性バツグン!マスキングテープはコチラ >>
布テープつきで広がる 布マスカ―はコチラ >>
このページでご紹介している方法で仕上げると、指で触ったらわかるほどの塗装の膜の段ができてしまいます。
これはどうすることもできないので、そのままにするしかありません。
つや有りで吹き付けで塗装する場合は最後にクリアで仕上げるのでその際に段を消すことはできるのですが、つや消しで仕上げる場合はクリアを塗らないので段を消すことができないのです。
クリアを塗らない理由はコチラ >>
ラッカーの場合は、希釈率が100〜120%のため、メイン色・ポイント色それぞれどちらも『ラッカー シンナー付』でご注文ください。