イベント出展レポート
2024.6.16 「KUHL&VRARVA大感謝オフ会2024 in 富士スピードウェイ」
2024年6月16日(日)、静岡県の富士スピードウェイにて「KUHL&VRARVA大感謝オフ会2024 in 富士スピードウェイ」が開催されました。
このイベントは、エアロパーツからコンプリートカーまで自社で開発・製造・販売する総合カスタムメーカーKUHL(クール)と、KUHL JAPAN(クールジャパン)が手がけるカスタムコンプリートカーブランド VRARVA(ブラーバ)が主催する車好きのための祭典。
全国からカスタムカーが集まる他、家族全員で楽しめるコンテンツが盛りだくさんのイベントです。
昨年初開催で大いに盛り上がったKUHL&VRARVA大感謝オフ会ですが、今年も全国からカスタムカー好きが約1000組程集まり、2000人に迫るご来場となりました。約400台のカスタムカーが並ぶ景色は圧巻でした。
かっこいいカスタムカーが軒を連ねる中、刷毛塗り全塗装の実演を行うべく今回タカラ塗料が初出展。
塗装実演で使用した車はイベントの主催であるVRARVAのコンプリートカー「VRARVA IO」です。
イベント当日は生憎の雨で屋根の下での作業となりましたが、大勢のお客様にお越しいただきました。
塗装する色をその場で作成したため、お客様と一緒に「どっちの色がいい?」「もうちょっと黒っぽい方がいい?」などと相談しながら色を決定しました。
たくさんのお子様たちにも塗装の体験をしていただき、老若男女問わず楽しんで塗装していただきました。
完成する頃には雨も止み、空の下に出すことができました!
緑と黒の塗り分けがとってもかっこいい仕上がりとなりました。
完成した車を見て「緑色が車に合っていてかっこいい!」とか「刷毛とローラーで塗ってるとは思えないほどきれい!」と言っていただけて、刷毛塗り全塗装の魅力が伝わったのだと実感しました。
今回イベントに参加された方の中には、すでに何台か全塗装したよというお客様や、タカラ塗料が行ったイベント告知を見てお越しくださったお客様もいらっしゃいました。
全塗装したお車でお越しくださったうえに、大阪モーターショーでも注目を浴びた巨大刷毛看板を背負ったデモカーと同じビスケットの色で塗装されていたので記念に写真を撮影させていただきました。
刷毛とローラーで塗装していると説明すると驚かれるお客様が多かったですが、ほとんどの方が興味を示してくださり詳しく話を聞いてくださいました。
「家にある軽自動車を塗ろうかな?」「塗るとしたらこの色かな?」など本当に刷毛塗り全塗装をしようと考えてくださるお客様も多くいらっしゃいました。
中にはとても気に入ってくださり、その場で「絶対買います!」と言ってくださったお客様もいらっしゃいました。
このイベントを通して刷毛塗り全塗装の魅力が少しでも伝えられたのではないかと思っています。 これからもタカラ塗料は刷毛塗り全塗装の魅力、色選びの楽しさを知っていただく機会を作り続けます。
今回のイベントで「VRARVA IO」を全塗装した塗料のカラー「ウォーターメロンリンド」は、
こちらのページで販売しています。
2023.12.8-11 OSAKA MOBILITY SHOW 2023 第12回大阪モーターショー
2023年12月8日から11日の計4日間、インテックス大阪にて4年ぶりに「大阪モーターショー2023」が開催されました。
来場者数は前回の248,119人を上回り、過去最多の250,667人を記録しました。
トヨタ、日産、ホンダ等有名国内ブランドから、BMW、メルセデス・ベンツ、アウディ等の海外ブランドまで、全39ブランドの最先端の車が展示されたビックイベントに、今回タカラ塗料も初出展。
刷毛塗り全塗装したデモカーやオリジナル作成した巨大看板を展示した本ブースと、お客様塗装事例を100台分展示したブースの2か所出展しましたが、おかげさまで連日大盛況となりました。
一ヶ月にわたって当店刷毛塗り全塗装のinstagramやメルマガにて製作過程をご紹介していた4m級巨大刷毛や、刷毛が宙に浮く立体巨大看板を見て、その迫力に思わず足を止める方やデモカーを含め看板の写真を撮る方もとても多く、時間をかけて本番までに作ってよかったと思いました!
また、お客様塗装事例を掲載していたブースの壁は、壁の上から貼って塗ってまた剥がせる、原状復帰可能の当店の商品「ペインタブルテープ」を貼り、上から塗料を塗って仕上げました。
接客時、刷毛とローラーで車を全塗装出来る事を知らなかった方や、知ってはいたけどどうしても自分では自信が無くて塗ってこなかったという方がとても熱心に話を聞いてくださったり、「すぐにでも塗料を購入して塗ります!」と前向きな姿勢の方もいらっしゃいました。
中には、「ずっとボロボロの車で乗っていたから、車を塗れることをもっと早く知りたかった」というお声もいただき、まだまだ全塗装を必要としている方々にお届けできていなかったのだという発見もありました。
接客をさせていただいた私たちにとっても、とても刺激を受ける4日間でした。
会場に足を運んでくださった皆さま、本当にありがとうございました。
これからも車のDIY全塗装の認知度を上げ、車の色を自分で塗り替えることの楽しさを知っていただける機会を作っていきたいと考えております。
2023.11.13 マットビークルミーティング&ワークショップ in 夏油
2023年9月30日(土)〜10月1日(日)の2日間、岩手県の夏油高原にてつや消し車両が集うイベント「マットビークルミーティング&ワークショップ in 夏油」を開催しました。
マットビークルミーティング(つや消し車両展示交流会)とは、つや消し塗料でDIY全塗装された車両オーナーが集まりマイカーを展示。カスタムカー好きの方や他の艶消し車両のオーナーと深く交流できるというイベントです。タカラ塗料の車用塗料を使った全塗装ワークショップも同時開催しました。
今回は岩手県のみならず、秋田、仙台、長野、横浜、名古屋など遠方から15台以上のつや消し車両が集まりました。
1日目のワークショップでは、あいにくの雨模様のため室内にてフォークリフトを塗装。
養生、足付けの塗装の下準備をワークショップにご参加いただいた方たちと一緒に行いました。
足付けの工程は日頃からお問い合わせいただくことも多く、「どの程度やすったらいいの?」という疑問を解消していただく機会になったのではないかと思います。
2日目はお天気も回復し、屋外でポンプ車を塗装。
見学されていたお客様にもワークショップへ飛び入り参加していただき、刷毛塗り全塗装を体験していただきました。
実際に参加された方からは、「前から気にはなっていたけど、車にペンキを塗る勇気がなかった。こんなに簡単なら自分の車も塗りたい」と嬉しいご意見もいただくことができました。
参加してくださった皆様、ありがとうございました。
タカラ塗料では塗料の良さや色選びの楽しさを知っていただける機会をこれからも作り続けます。
2020.12.20 昭和レトロカー万博2020
昭和のレトロカーが大集結。
今年は舞洲スポーツアイランド「空の広場」で開催しました。古き良き昭和を懐かしみ、クラシックカーオーナーと来場者が交流できるイベント。約400台のレトロカーが展示される、まさに“大阪で夢だったクルマに会える日"です。
当店は会場にて車2台とバイク1台の塗装実演を行いました。
\まずはイベントで塗った車たちのご紹介/
今回メインで塗ったのはこちらのいすゞのトラック、エルフです。
サイズは2tのものになります。
シルバーのままだと少し武骨でトラック感が強いですよね。
社用車として使えるようにと今回のイベントに提供していただきました。
そしてもう一台がこちらのスーパーカブです。
形がとても可愛いのが特徴ですよね。
こちらもトラックと同じ色で塗装していきます。
そしてお馴染みのタカラ塗料社用車。
「実際に塗料の塗り心地を試したい!」「においが気になっている!」「どうやって塗ればいいの?」と刷毛塗り全塗装を迷っている方に飛び込みで塗っていただく車としてご用意いたしました。
イベントの度に皆様に塗っていただいているこちらの社用車。
絵本から飛び出てきたような風貌はいつ見ても愛着があります。
まずは床面をしっかりと養生!
汚れたらダメな場所で塗装を考えている方は、レジャーシートや写真のようなホームセンターで売られているシートを敷いて、その上に車を停めて作業しましょう。
続いて、パーツを外したり車にマスキングをしていきます。
刷毛塗り全塗装で一番重要な作業はマスキングといっても過言ではないんです。
ここでしっかりと丁寧にマスキングすることで仕上がりがぐんと変わります。
ワイパーなど動く部分はしっかりと可動域を見ておくのがおすすめです。
意外とマスキングが必要な場所があったりします。
最大積載量表示や剥がしたくないステッカーもマスキングしていきます。
大きくはみ出すように
マスキングテープを貼った後、カッターを使って切り出すと簡単にマスキングできます。
この作業、地味に見えますがやってみると意外と楽しいです。
初めて知ったんですが、ここも動くんですね!
そのままだったら見えない場所もしっかりとマスキングしていきましょう。
フロントガラスなどの大きな面は
マスカーやビニール、新聞紙等でざっくり大きく覆ってしまいます。
マスキングが終わったら足付けと脱脂をしていきます。
足付けは純正の塗装を剥がすのではなく、#600程度の紙やすりで表面が曇るのを目安にやすりがけしていきます。
細かいところは紙やすりを小さく切ってしっかりと当てていきましょう。
表面を軽く傷つけることで塗料と接する面を増やすことが出来ます。
バックルなどを外したらこのように跡がついてる時もあります。
ここもしっかりと
ワックスオフで拭いてきれいにしておきましょう。
脱脂まで出来たらいよいよ塗装開始です。
今回はお客様からの
カスタムカラーオーダーで調色しました。
ベンジャミンムーアの色見本から選んでいただいた「HC-160」のお色味です。
落ち着いたグリーン系のブルーがとっても素敵ですよね。
今回は水性塗料でしっかりと塗れるよう6kgご用意いたしました。
カスタムカラーで調色した場合、万が一足りなかったときに再調色の色味がブレてしまう場合があります。
水性塗料は扱いやすい反面、塗膜が柔らかいのでタッチアップで使える用にストック分として少し多めに用意しておくと安心です。
トラックは凹凸があるパーツが多いので、細かいところは刷毛で塗っていきましょう。
フロントやドアの部分など、平らで大きな面はローラーで一気に塗っていきます。
でもここで一気に塗料をのせるのではなく、写真くらい薄く塗るのを何回も繰り返していきます。
薄く塗ると乾くのが早く、仕上がりもキレイになりますよ。
スーパーカブも同じ色で塗っていきます。
バイクでもパーツの大きさが全然違いますよね。
今回は細めのボディーだったので、ナイロン刷毛でささっと塗っていきます。
コシがあって毛が抜けにくいのが特徴のタカラ塗料オリジナル刷毛。
パーツの際までしっかりと塗りきることが出来ます。
社用車の飛び込み刷毛塗りもとてもたくさんの方に参加していただきました。
実際に塗料を買うか迷われていた方や、買ったはいいけど塗れていなかった方に大変ご好評をいただきました。
さてさて、そうこうしている間にスーパーカブも塗り終わり、トラックも二度塗り目が終わりそうです。
この日は少し曇っていましたが、薄く塗っているので乾きも早くとってもスムーズに刷毛塗することが出来ました。
ボディの色が変わると次に気になってくるのがホイール...。塗装前のシルバーのボディには合っていましたが、ボディの色が変わると今度は急に目立って見えてきませんか?
二度塗りもスムーズに出来たし、塗っちゃえ!
ということでホイールも塗っていきます。
まずは紙やすりで軽く足付けし、ワックスオフで脱脂した後、非鉄バインダーαを下地として塗っていきます。
この非鉄バインダーαを下地に塗ると、塗料がよくひっつき剥がれにくくなります。
今回はたまたま展示用に持っていっていたマットブラックを使用。
ホイールを塗りたいという方は200gのちょい足し塗料で塗れるのでそちらがおすすめですよ。
※目安:200gで15インチのホイール4本を2回塗り
特に夏の暑い時期にもお伝えしていますが、塗装をきれいに仕上げるにはバランサーで薄めるのがおすすめです。
少し寒い時期なので、シャバシャバになりすぎないように様子を見ながら薄めていきます。
塗るとこんな感じに!
ぐっと引き締まる色で一気にかっこいい見た目になりました。
他の樹脂パーツの黒とも相性抜群で、統一感が出ましたね。
いよいよ仕上げです。
最後にマスキングを剥がして、
剥がして、剥がして
マスキングテープがあってうまく塗れていなかったところを塗ったら、
完成です!
後ろの荷台もバッチリ決まっています。
スーパーカブもこの仕上がり。
360°どこから見ても映える見た目に大変身しました!
ビフォーアフターを比べるとこんな感じです。
めちゃくちゃいいですよね!
昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い様々なイベントが中止になりましたが、年末に皆様にお会いすることが出来て本当にうれしかったです。
皆様の口コミなどでも広がって益々認知されるようになってきたなとスタッフ一同実感することが出来ました!
優しいお言葉や興味を持ってお声掛けしてくださった皆様、ありがとうございました。
タカラ塗料は本年もますます精進して参りますので、どうかご愛顧のほどよろしくお願い致します。
こちらの「BenjaminMoore HC-160」の色のご注文は画像をクリックでご覧ください。
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日時:2020年12月20日(日)9:30〜15:30
会場:大阪・舞洲スポーツアイランド「空の広場」特設イベント会場
大阪府大阪市此花区北港緑地2丁目1
公式ウェブサイト
https://retrocar-expo.jp
2019.11.17 昭和レトロカー万博
なつかしい昭和の車が勢ぞろい!
200台の選び抜かれた希少なレトロカーが南港に集結!
当店は会場にて、車2台の塗装実演を行いました。
サポーター様と一緒に塗装を始めるとたくさんの方が足を止めて下さいました。
まずはゼストにビスケットという色を塗っていきます。
この日は日差しが強かったため、乾燥を遅くさせ塗装面が平らに滑らかになるバランサーを使って薄めました。
屋根や壁もない環境だったため、塗料に対して最大50%を目安に希釈しています。
もう一台のプリウスは、バンパーの部分をマットブラックで塗っていきます。
二つの画像を見てお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、一回目の塗装はカスカスの状態で大丈夫です。
元の車の色にもよりますが、二度〜三度塗りを推奨しています。
コツは一回でドバっと塗るのではなく、薄く薄く重ねていくことです。こうすることできれいな塗装ができます。
また、写真にもあるようにしっかりとマスキングをすることが重要です。
ガンをお持ちの方はガン吹きすることもできますよ。
と、言っている間にお昼からは飛び込み参加の方も加わり、ドライドプラムレッドとKURAYAオールドブルーシーが塗られていきます。
今回はどちらもツートンカラーに塗り分けるため、ビスケット、ドライドプラムレッド、マットブラック、KURAYA オールドブルーシーの全4色を2kgずつ用意しました。
お家に帰ってからのタッチアップ分もしっかりとあります。
水性塗料は耐久性はあるのですが、油性の塗料に比べて塗膜が柔らかいのが特徴です。
その為、すこし余ったなと思っても色ブレがないためタッチアップ用の塗料として使うことができます。
塗料の種類についてはこちら>>
段々と完成形が見えてきました!
ここからは細かい修正やマスキングを外して見えてきた塗り残り、タッチアップをしていきます。
刷毛とローラー以外に100円ショップなどで売っている小さな筆があるとすごく便利です。
その際紙コップなどに塗料を移すと持ちながらの作業も一段と楽になりますよ。
\完成した二台の車がこちら/
めちゃくちゃ素敵に仕上がりました!
みんなで並んで記念撮影
最後に会社の車と並べて夕焼けをバックに記念撮影
今回のイベントでは、初めてのサポーター様募集やお客様の声に触れる機会がたくさんありました。
また皆様からいただいた疑問やご質問、ご要望にお応えできるようスタッフ一同サイトや商品に生かしていきたいなと考えております。
当日の塗り替え実演の様子を動画にまとめました。
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日時:2019年11月17日(日)9:30〜15:30
会場:大阪市南港 特設イベント会場(国際フェリーターミナルトレーラー車整理場)
大阪市住之江区南港北1-19
公式ウェブサイト https://retrocar-expo.jp
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