塗料別、塗り方別の見た目の違い

塗料の種類や、塗り方、うすめ方によって見た目が大きく変わります。
また、なるべくムラなく、滑らかに塗るためのコツをご紹介します。


塗料の種類による違い


■ 水性

艶が均一に仕上がりやすいです。
水で薄めすぎると弾いてうまく塗料がのらなくなるため、最大40%まで希釈できるバランサーの使用がおすすめです。
また、気温の高い夏場は早く乾きすぎるので、ムラになりやすく注意が必要です。バランサーで希釈すると乾燥を遅らせることができます。
水性塗料を塗った上から油性の塗料を塗装することはできません。水性塗料の塗膜が溶けてボロボロになってしまいます。

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■ ラッカー

重ね塗りしたときに下の塗料が溶けてしまいやすいため、なでるように塗りましょう。
また、乾くのが早いので塗装面がボコボコになる「ゆず肌」になりやすいです。乾燥を遅らせるラッカーリターダーの使用がおすすめです。
湿度が高い時は乾くときに塗料に水が入り込んでしまう「白化現象」が起きます。高湿度の際もラッカーリターダーの使用をおすすめします。
劣化は早いですが、安価で後から水性塗料や2液ウレタンでも再塗装することができるので、模様替え感覚でとりあえずラッカーで塗るという選択肢もあります。

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■ 2液ウレタン

乾くのが早いので塗装面がボコボコになる「ゆず肌」になりやすいです。乾燥を遅らせるウレタンリターダーの使用がおすすめです。
また、しっかり混ぜなかったり、重ね塗りの際の塗装の膜が厚いと艶のムラが出てしまうことがあります。
暑い時は特に塗料が早く乾きすぎてムラになったり糸を引いてしまうので、ウレタンリターダーを使用してください。

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道具による違い


車を塗る場合は必ず短毛ローラーの使用をお願いしています。
短毛のローラーは毛が短く塗料をあまり含みませんが、平らな部分を平滑に仕上げるときに適しています。
対して長毛のローラーは毛が長く塗料をたくさん含むため、垂れたり刷毛跡が残ったりすることがあります。


左が中長毛ローラーで塗装したとき、右が短毛ローラーで塗装したときの拡大画像です。
左は凹凸が大きく不均一なのに対して、右は凹凸が細かくキメが整っています。

ラッカーや2液ウレタンは、もともと刷毛やローラーでの塗装には向いていない超速乾の塗料です。
車を塗装する際は短毛のローラーで少しづつ薄くかすれるように塗るのがキレイに塗装するコツです。

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暑い日に塗る


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