イベント出展レポート
2023.11.13 マットビークルミーティング&ワークショップ in 夏油

2023年9月30日(土)〜10月1日(日)の2日間、岩手県の夏油高原にてつや消し車両が集うイベント「マットビークルミーティング&ワークショップ in 夏油」を開催しました。
マットビークルミーティング(つや消し車両展示交流会)とは、つや消し塗料でDIY全塗装された車両オーナーが集まりマイカーを展示。カスタムカー好きの方や他の艶消し車両のオーナーと深く交流できるというイベントです。タカラ塗料の車用塗料を使った全塗装ワークショップも同時開催しました。
今回は岩手県のみならず、秋田、仙台、長野、横浜、名古屋など遠方から15台以上のつや消し車両が集まりました。

1日目のワークショップでは、あいにくの雨模様のため室内にてフォークリフトを塗装。
養生、足付けの下準備からワークショップ参加の方たちと一緒に行いました。
足付けの工程は日頃からお問い合わせいただくことも多く「どの程度やすったらいいの?」という疑問を解消していただきました。

2日目はお天気も回復し、屋外でポンプ車を塗装。
見学されていたお客様にもワークショップへ飛び入り参加していただき、刷毛塗り全塗装を体験していただきました。
実際に参加された方からは、「前から気にはなっていたけど、車にペンキを塗る勇気がなかった。こんなに簡単なら自分の車も塗りたい」と嬉しいご意見もいただくことができました。

参加してくださった皆様、ありがとうございました。
タカラ塗料では今後も塗料の良さを皆様に知っていただき、色選びの楽しさを知っていただける機会をこれからも作り続けます。
2020.12.20 昭和レトロカー万博2020

昭和のレトロカーが大集結。
今年は舞洲スポーツアイランド「空の広場」で開催します。古き良き昭和を懐かしみ、クラシックカーオーナーと来場者が交流できるイベントです。約400台のレトロカーが展示される、まさに“大阪で夢だったクルマに会える日"。
今年、当店は会場にて車2台とバイク1台の塗装実演を行いました!
\まずはイベントで塗った車たちのご紹介/
今回メインで塗ったのはこちらのいすゞのトラック、エルフ!
サイズは2tのものになります

シルバーのままだと少し武骨でトラック感が強いですね....!
社用車として使えるようにと今回のイベントに提供して頂きました♪

そしてもう一台がこちらのスーパーカブ!
形がとても可愛いのが特徴ですよね
こちらもトラックとおんなじ色で塗っていきますよ〜◎

そしてお馴染みのタカラ塗料社用車
実際に塗料の塗り心地を試したい!においが気になっている!どうやって塗ればいいの?と刷毛塗り全塗装を迷っている方に飛び込みで塗って頂く車にしておりました!
イベントの度に皆様に塗って頂いているこちらの社用車。
絵本から飛び出てきたような風貌はいつ見ても愛着があります
まずは床面をしっかりと養生!

汚れたらダメな場所で塗装を考えている方は、レジャーシートや写真のようなホームセンターで売られているシートを敷いてくださいね♪

続いて、パーツを外したり車にマスキングをしていきます!
刷毛塗り全塗装で一番重要な作業はマスキングといっても過言ではありません....!!
ここでしっかりと丁寧にマスキングすることで仕上がりがぐんと変わりますよ!
窓についているパーツもカッターを使って剥がしていきますよ◎

ワイパーなど動く部分はしっかりと可動域を見ておくのがおすすめです
意外とマスキングが必要な場所があったりするんです!

最大積載量や外したくないステッカーもマスキングしていきます!
大きくはみ出すように
マスキングテープを張った後、カッターを使って切り出していきます
この作業、地味に見えますがとっても楽しいんです....

初めて知ったんですが、ここも動くんです!
そのままだったら見えない場所もしっかりとマスキングしていきましょう!
フロントガラスなどの大きな面は
マスカーやビニール、新聞紙等でざっくり大きく覆ってしまいましょう

マスキングが終わったら足付けと脱脂をしていきます!
足付けは純正の塗装を剥がすのではなく、#600程度の紙やすりで表面が曇るのを目安にやすっていきます
細かいところは紙やすりを小さくしてしっかりと当てていきましょう!
表面を軽く傷つけることで塗料と接する面を増やすことが出来ますよ♪

バックルなどを外したらこのように跡がついてる時もあります!
ここもしっかりと
ワックスオフで拭いていきましょう

脱脂まで出来たらいよいよ塗装開始
今回はお客様からの
カスタムカラーオーダーで調色
ベンジャミンムーアの色見本から選んで頂いたHC-160のお色味となります♪
落ち着いたグリーン系のブルーがとっても素敵ですよね
今回は水性塗料でしっかりと塗れるよう6kgご用意いたしました!
カスタムカラーで調色した場合、万が一足りなかったときに再調色の色味がブレてしまう場合がございます
水性塗料は扱いやすい反面、塗膜が柔らかいのでタッチアップで使える用にストック分として少し多めに用意しております
トラックは凹凸があるパーツが多いので細かいところは刷毛で決めていきましょう!

お顔の面やドアの部分など平らで大きな面はローラーで一気に塗っていきます◎
でもここで一気に塗料をのせるのではなく、一回目の塗りは写真くらい薄く塗るのを何回も繰り返していきます!
薄く塗ると乾くのが早く、仕上がりもキレイになりますよ

スーパーカブも同じ色で塗っていきます!
バイクでもパーツの大きさが全然違いますよね
今回は細めのボディーだったのでナイロン刷毛でささっと塗っていきます♪
コシがあって毛が抜けにくいのが特徴のタカラ塗料オリジナル刷毛!
パーツの際までしっかりと塗りきることが出来ます◎
社用車の飛び込み刷毛塗りもとてもたくさんの方に参加して頂いてました
実際に塗料を買うか迷われていた方や、買ったはいいけど塗れていなかった方に大変ご好評をいただきました◎

さてさて、そうこうしている間にスーパーカブも塗り終わり、トラックも二度塗り目が終わりそうです!
この日は少し曇っていましたが、薄く塗ることで乾きも早くとってもスムーズに刷毛塗することが出来ましたよ
ボディの色が変わると次に気になってくるのがホイール...塗装前のシルバーのボディーには合っていましたが、素敵な色に変わると今度は急に目立って見えてきませんか?

二度塗りもスムーズに出来たし、塗っちゃえ〜〜!
ということでホイールも塗っていきます!
まずは紙やすりで軽くやすって足付けし、ワックスオフで脱脂した後、非鉄バインダーαを下地として塗っていきます
この非鉄バインダーαを下地に塗ると、塗料が良くひっつき剥がれにくくなります!

今回はたまたま展示で持っていっていたマットブラックを使用!
ホイールを塗りたいという方は200gのちょい足し塗料で塗れるのでそちらがおすすめですよ♪
※200gで15インチのホイール4本を2回塗りできる目安です。

夏の暑い時期にもお伝えしましたが、表面をきれいに仕上げるにはバランサーがマストでございます
少し寒い時期なので、シャバシャバになりすぎないように様子を見ながら薄め行きます

塗るとこんな感じに〜!!
ぐっと引き締まる色で一気にかっこいい見た目に!
他の樹脂パーツの黒とも相性抜群で、統一感が出ましたよ
いよいよ仕上げ...!

最後にマスキングを剥がして........

剥がして、剥がして......(めちゃくちゃ気持ちがいい作業)

マスキングテープがあってうまく塗れていなかったところを塗ったら.......

完成〜!!!!!

後ろの荷台もバッチリ決まっております!!

スーパーカブもこの仕上がり....
360度どこからとっても映える見た目に大変身しました...!!
ビフォーアフターを比べるとこんな感じ↓↓↓↓
めちゃくちゃいいですよね....!
昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、様々なイベントがなくなりましたが、年末に皆様にお会いすることが出来て本当にうれしかったです♪
皆様の口コミなどでも広がって益々認知されるようになってきたなあ〜とスタッフ一同実感することが出来ました!!
優しいお言葉や興味を持ってお声掛けしてくださった皆様、ありがとうございました!
タカラ塗料は本年もますます精進して参りますので、どうかご愛顧のほどよろしくお願い致します!!
こちらの「BenjaminMoore HC-160」の色のご注文は画像をクリックでご覧ください。
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日時:2020年12月20日(日)9:30〜15:30
会場:大阪・舞洲スポーツアイランド「空の広場」特設イベント会場
大阪府大阪市此花区北港緑地2丁目1
公式ウェブサイト
https://retrocar-expo.jp
2019.11.17 昭和レトロカー万博

なつかしい昭和の車が勢ぞろい!
200台の選び抜かれた希少なレトロカーが南港に集結!
当店は会場にて、2台の車の塗装実演を行いました
会場すぐからサポーター様と一緒に塗装が始まるとたくさんの方が足を止めて下さいました

まずはゼストにビスケットという色を塗っていきます

この日は日差しが強かったため、乾燥を遅くさせ塗装面が平らに滑らかになるようにバランサーを使って薄めていきました!
屋根や壁もない環境だったため塗料に対して最大50%を目安に希釈しています
もう一台のプリウスはバンパーの部分をマットブラックに塗っていきます

二つの画像を見てお気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、一回目の塗りはカスカスの状態で大丈夫です◎
元の車の色にもよりますが、二度〜三度塗りを推奨しています!
コツとしては一回でドバっと塗るのではなく薄く薄く重ねていく方が仕上がりがきれいになりますよ
また、写真にもあるようにしっかりとマスキングをすることが大切です
ガンをお持ちの方はガン吹きすることもできますよ〜
と、言っている間にお昼からは飛び込み参加の方も加わり、ドライドプラムレッドとKURAYAオールドブルーシーが塗られていきます
今回はどちらもツートンカラーに塗り分けるため、ビスケット、ドライドプラムレッド、マットブラック、KURAYA オールドブルーシーの全4色を2kgずつ持ってきました
お家に帰ってからのタッチアップ分もしっかりとあります!
水性塗料は耐久性はある分、油性のものに比べて塗膜の固さは柔らかいのが特徴です
その為、すこし余ったなと思っても色ブレがないためタッチアップ用の塗料として使うことができます
塗料の種類についてはこちら>>
段々と完成形が見えてきました・・・
ここからは細かい修正やマスキングを外して見えてきた塗り残り、タッチアップをしていきます
刷毛とローラー以外で100円ショップなどで売っている小さな筆があるとすごく便利ですよ!
その際紙コップなどに塗料を移すと持ちながらの作業も一段と楽になります♪
\完成した二台の車がこちら/


めちゃくちゃ素敵に仕上がりました!

みんなで並んでパシャリ

最後に会社の車と並べて夕焼けをバックにパシャリ...
今回のイベントでは初めてのサポーター様募集やお客様の声に触れる機会がたくさんありました!
また皆様に頂いた疑問質問やご要望にもお応えできるようスタッフ一同今後も生かしていきたいなと思っております。
当日の塗り替え実演の様子を動画にまとめました。
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日時:2019年11月17日(日)9:30〜15:30
会場:大阪市南港 特設イベント会場(国際フェリーターミナルトレーラー車整理場)
大阪市住之江区南港北1-19
公式ウェブサイト https://retrocar-expo.jp
ご購入前に
うまく塗るために
お困りごとについて