塗料選びに迷ったらこちら
最も多く寄せられるご質問に、
ラッカーと水性と2液ウレタン、どの塗料がいいのか?
というものがあります。
世の中にはたくさんの種類の塗料があるなかで、
当店では車の刷毛塗り全塗装用として適切な3種類をご用意しております。
3種類の中で、ケース別におすすめの塗料をご紹介いたします。
1.
手軽に塗り替えたい!次の車検まで乗れればいい方
2.
車にラッカーや水性などありえない、自動車といえば2液ウレタンだが吹き付けるのは面倒という方
3.
子供と一緒に塗りたい、住宅街で塗りたい方
4.
仕上がりが完全な艶消しがいい方
5.
バイクのタンク回りを塗りたくて、どうしてもガソリンがよくかかる部分を塗られる方
6.
青空駐車でよく太陽光線が当たる場所に車を保管している方
7.
トラックの荷台などよく何かと当たるところに塗られる方。
8.
走り屋さん、または山でジムニーなどを乗られる方
9.
お子さんに車を譲渡できるまで乗ると決めた方
10.
とにかく艶を出したい方
1.手軽に塗り替えたい!次の車検まで乗れればいい方
ラッカーか水性をお勧めします。
もし当ててしまったり、こすってしまっても、さっと缶を取り出してよくかき混ぜたら補修塗(タッチアップ)できます。
2.車にラッカーや水性などありえない、自動車といえば2液ウレタンだが吹き付けるのは面倒という方
2液ウレタンをお勧めします。
車や塗料に詳しい方なら硬化剤を混ぜて使うタイプの2液ウレタンでもきっと使いこなせるかと思います。
3.子供と一緒に塗りたい、住宅街で塗りたい方
水性をお勧めします。
水性ならばにおいはほとんどなく、お子様と塗られるにはピッタリです。
4.仕上がりが完全な艶消しがいい方
ラッカーをお勧めします。
水性は3分艶しか作れませんし、2液ウレタンはどうしても底艶といって鈍い艶が出てしまいます。
ラッカーをカートに入れていただき、カート内の備考欄に「全消しで」とご記入ください。
5.バイクのタンク回りを塗りたくて、どうしてもガソリンがよくかかる部分を塗られる方
2液ウレタンをお勧めします。
ラッカーや水性もある程度はガソリンに耐えられますが、やはりガソリン耐性が一番強いのは2液ウレタンです。
6.青空駐車でよく太陽光線が当たる場所に車を保管している方
水性をお勧めします。
太陽光線に一番強いのは水性→2液ウレタン→ラッカーの順になります。
2液ウレタンはもともと太陽光線に強いですが、艶を消すために大量に艶消し剤を入れなくてはならないので性能が落ちてしまいます。
水性は外部用の高耐候性のものを使っているので、もともと長持ちです。
ただラッカーも1年に1回塗り替えるというメンテナンスをされるのであれば、一番手軽かもしれません。
7.トラックの荷台などよく何かと当たるところに塗られる方。
2液ウレタンかラッカーをお勧めします。
2液ウレタンとラッカーは塗膜が固くなりますので小傷には強いです。
またラッカーだと塗り替えるときも楽なのでお手軽です。
8.走り屋さん、または山でジムニーなどを乗られる方
ラッカーをお勧めします。
手軽に補修塗装もできますし、小傷もつきにくいです。
もちろん水性でも大丈夫です。
9.お子さんに車を譲渡できるまで乗ると決めた方
長く乗ることを前提に乗られるなら、ラッカーから始めることをお勧めします。
途中気が変わって2液ウレタンや水性、どちらを塗ることもできるからです。
刷毛塗全塗装というものにラッカーで慣れていただき、「水性でもいいか」「やはり2液ウレタンが」となっても対応できます。
10.とにかく艶を出したい方
刷毛塗全塗装をお勧めしません。
一覧表にまとめた内容も参考にしてください。
いかがでしょうか?ぜひご検討くださいませ。
|
水性 |
2液ウレタン 油性 |
ラッカー 油性 |
ガソリン耐性 |
○ |
◎ |
○ |
太陽への光の耐性 |
◎ |
○ |
△ |
塗料の膜の硬さ |
△ |
◎ |
◎ |
扱いやすさ |
◎ |
△ |
○ |
臭い |
◎ |
× |
× |
つや感 |
3分のみ |
1〜2分 |
0〜1分 |
耐久年数※ |
4〜5年 |
3〜4年 |
1〜2年 |
薄めるもの |
水 |
ウレタンシンナー |
ラッカーシンナー |
走行可能までの乾燥時間 (20℃の場合) |
2〜4時間 |
2〜4時間 |
1時間 |
※「耐久年数」とは塗膜の性能の低下や、塗膜の劣化(チョーキング)が起こりやすくなる目安です。色持ちの年数ではありません。チョーキングが見られる場合は、塗り替えのタイミングです。
チョーキングとは? 詳細はこちらをご覧ください >>
色持ちの年数につきましては、屋内外の駐車など車の保管環境や塗料の色味によって色あせの条件が異なります。色があせてきたらまた気軽に塗り替えることができるのもDIYペイントならではの醍醐味です。
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