天井やボンネットのクリアがはがれてきている場合の刷毛塗り全塗装について
10年以上経過した車によく見られる現象として、ボンネットや屋根の純正塗装のクリアが剥がれ、無残な状態になっていることがあります。
そのような状態の車を、刷毛とローラーで全塗装する場合の対処方法についてご紹介します。
■ なぜクリアはげが起こるのか?
基本的にクリアは、樹脂が100%の塗料の膜で、太陽光線に強い性質があります。
しかし、クリアの下にある色がついている層は、色の種類によっては太陽光に弱い場合があります。
特に濃色、なかでも赤系の色は影響を受けやすく、分解して粉化してしまいます。
ガードレールに触れたとき、手が白くなることがありますよね?あの状態です。
この現象は、専門用語で「チョーキング」と呼ばれ、チョーキングが発生している場合は塗膜の寿命といえます。
色の層が粉化すると密着力が低下し、その結果としてクリアが剥がれてしまいます。
■ 対処方法【 工程1 】
簡単に剥がれる部分をテープで剥がす
まずは、簡単に剥がれる部分があれば剥がします。
クリアが剥がれやすい状態のまま塗装すると、砂の上に家を建てるようなもので、新しい塗膜ごと剥がれてしまう原因になります。
ペリペリと簡単に剥がれる場合は、あらかじめしっかりと剥がしておきましょう。
テープを貼って剥がす方法も有効です。
■ 対処方法【 工程2 】
やすりがけして段差をなくす
簡単に剥がれる部分を取り除いた後、塗膜がパリッと割れたような状態のまま塗装すると、仕上がり後もその段差が目立ってしまいます。
そのため、400番程度のサンドペーパーで、段差がなだらかになるまでしっかりと削ります。
目安としては、指で触れたときに段差を感じなくなる程度がベストです。
その際、地金が出るまで削らないようにご注意ください。
万が一、地金が露出した場合は、下塗りからの工程が必要になります。
段差がなくなったらホコリを落とし、通常通り刷毛とローラーで全塗装していただけます。
クリア剥げの対処法を解説したYouTube動画はこちら
「実際に挑戦しました!」クリアはげでボロボロになってしまったミニの塗装レポート(動画つき)はこちら >>
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