タカラ塗料の大野です。
先日ChatGPTを使って小さな色見本を反映させて色をシュミレーションするって話をかきましたけども、色見本が手元にない状態でできないか検証してみました。

プロンプトはこれです。
右の画像はサイト上のレーズンバーガンディという色の塗りつぶしの色をサイトからとってきて貼りました。レーズンバーガンディは昔実際にこの車に塗っていた色なので、実際の仕上がりはわかっています。それと同じような画像ができたら成功なのです。

さあChatGPTはどのような答えを出すのか?

どこでこうなった?!
艶がでちゃってるし車はやっぱりミラジーノっぽくなってるし、そもそも色が赤メタリックみたいないろやん。。
ChatGPTって似たような画像をWEB上から学習して似たようなものを生成するんやろうか。。
気を取り直して命令しなおし。

車全体の色を見せて直接的なプロンプトにしました。すると、

こんな感じになりました。色味感はとても良い感じ。車は相変わらずミラジーノになっていくけど。あとナンバーって2321しかあってない。
もしかしたら塗りつぶした色を指定するより実写に塗った写真を見せて色を指定したらうまくいくかも?と思い次のプロンプト。

こちらの色はカスタムカラー フューシャピンク。
サイトから画像をもってきて命じました。

これも結構イメージ通り。
気をよくして次はこれ。

これもサイトからとってきたカスタムカラー エスオレンジの写真の一部。
前回は車全体の写真から作らせたけど今回は一部から。明るいところと暗いところのグラデーションがあったら作れるんじゃないかと。

これも結構いいかんじ。
ここまでレーズンバーガンディを除くとちょっと派手目の色だったので、次は絶妙なニュアンスの色を指定。

こちらはカスタムカラー バニラフレーバーイエロー。アイボリーというには黄色く黄色というにはアイボリー、そしてちょっとやや赤みのある色。上記の写真のもとはこれ。

大きく見るとちょっとイメージ違いますよね。ChatGPTが生成したのはこれ。

ちょっときれい目な黄色っぽい色になっちゃったな。。やっぱりニュアンスカラーは難しいのかも。
それよりもミラジーノっぽいのが気になるのでそれを指摘しました。


あんまりかわらん。。
・・・というように画像作成のプロが作るものに比べると全然ですが、参考程度にできる、かな?というのがわかっていただけたかと思います。