「重ね塗りしてもムラになる…?」――透けやすい色・透けにくい色の特徴とは 25.06.19配信メルマガ

タカラ塗料 商品開発担当の坂本です。

説明書通りに重ね塗りしたのにムラが出てしまったり下地が透けて見えてしまうと、「塗り方が悪かったのかな…」と不安になることもあると思います。

当店では、塗りムラや透けがなくなるまで2~3回の重ね塗りをおすすめしていますが、実は色によってはそれ以上の回数が必要になることもあるんです。

これは、色ごとに「隠ぺい力」――つまり、下地をどれだけしっかり隠せるかという力に差があるためです。

一般的に、明るく鮮やかな色ほど隠ぺい力が低く、透けやすい傾向があります。

たとえば、赤い車を同じ赤で塗装する場合、重ね塗りは2~3回程度で済みますが、黒い車を赤に塗り替えるとなると、5~6回の重ね塗りが必要になるケースもあります。

私たちが独自に行った隠ぺい力のテストでは、次のような結果になりました。

■ 隠ぺい力が低い色(透けやすい色)

ドライドプラムレッド/マットホワイト
→ 5回塗っても下地が見える

パンプキンスープ
→ 5回目でムラが解消

■ 隠ぺい力が高い色(透けにくい色)

世田谷ベースカラー/キャトルネイビー/ダークフレンチグレー など
→ 2回目で下地がしっかり隠れる

明るい色を選ぶ場合は、あらかじめ「重ね塗りの回数が増えるかもしれない」と想定しておくとよいですね◎
「こんな回数塗らないといけないの?」と心配になるかもしれませんが、重ね塗りすれば確実にきれいな仕上がりになりますので、どうぞご安心ください。

より詳しい色別の透けやすさは、写真付きでサイトでも解説しています。
色選びのご参考に、ぜひご覧ください!

▼【写真付き解説】色による「透けやすさ」「透けにくさ」の違い
https://brush-carpaint.com/?mode=f97

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