車の塗装が剥がれたときは早めの補修が必要
経年劣化によるクリア層の剥がれや、擦ったりぶつけたりして塗装自体が剥がれてしまうことがあります。
また、車種によっては純正塗装がやや弱く、ぶつけてもいないのに自然と塗装が剥がれてくるケースもあるようです。


私自身も若いころ、縁石にフロントバンパーをぶつけてしまい、親にこっぴどく怒られた経験があります…。
どんな理由であれ、車の塗装が剥がれてしまうとショックですよね。
見た目が悪くなるだけでなく、放置していると錆が発生し、下地が傷む原因にもなります。
そのため、できるだけ早めに補修することが大切です。
車の塗装が剥がれたときの補修方法

まず思い浮かぶのは、板金塗装業者に依頼する方法ですよね。
プロに任せる安心感はありますが、その分費用は高めです。
範囲にもよりますが、部分補修だけでも3万円~、パネル単位の再塗装では10万円前後かかる場合もあります。
仕上がりはもちろんきれいですが、「コストを考えると迷ってしまう」という方も多いのではないでしょうか。
剥がれた塗装を自分でタッチペンやスプレーで補修するという選択肢も


費用を抑えたい方の中には、タッチペンやスプレーを使って自分で補修される方もいます。
ホームセンターなどで手軽に購入できるため、コストを大幅に抑えられます。
ただし、補修箇所と周囲の色をなじませる「ぼかし」の作業が難しく、かえって補修部分が目立ってしまうことも少なくありません。
タカラ塗料がおすすめする車の塗装剥がれの補修方法
車の塗装が剥がれたとお困りの時は、思い切って刷毛やローラーを使ってDIY全塗装するのもおすすめです。

タカラ塗料では、2025年現在約75,000台分もの車用塗料を販売しており、サイトでご紹介している「車を自分で塗り替えたお客様塗装事例」は約3,000台にも及びます。
「自分で全塗装なんてできるの?」と思われるかもしれませんが、当店の塗料と手順を使えば、未経験の方でも十分きれいに仕上げられます。
実際、当サイトをご利用いただく方のほとんどが車の全塗装未経験の方ですが、塗装して満足したというお声が毎日のように寄せられます。
塗装が剥がれた車を刷毛とローラーで補修塗装する手順
リアバンパーをぶつけて塗装が剥がれてしまったレクサスを、刷毛とローラーで全塗装していきます。

① 下準備
塗らない部分をマスキングし、車体全体の足付け(やすりがけ)を行います。
その後、油分や削りカスを「ワックスオフ」で拭き取ります。

② 剥がれた部分のやすりがけ
塗装が剥がれた部分の段差をなくすため、さらにやすりがけします。地金が見えてしまっているようであれば、錆の発生を防ぐために錆止め塗料を下塗りします。

③ 塗装-1
ドアノブやエンブレム、車体のエッジなどの細かい部分を刷毛で塗ります。

④ 塗装-2
広い面をローラーで塗ります。

⑤ 塗装-3
ムラや透けがなくなるまで、薄く何度も重ね塗りして完成です。

▼BOFORE

▼AFTER

塗装が剥がれた部分もほとんど気にならなくなりました。

塗装が剥がれた車の補修塗装をきれいに仕上げるコツ

塗装のコツは、「薄くかすれるくらい」に塗ることを繰り返すこと。
当店の車用塗料はつや消しタイプのため、細かな凹凸が目立ちにくく、初心者の方でも均一できれいな仕上がりにしやすいのが特徴です。
まとめ
いきなり全塗装に挑戦するのが不安な場合は、ボンネットやルーフなど、一部のパーツだけ塗装してみるのもおすすめです。
実際に、クリア剥がれの補修でルーフとボンネットだけ塗装されたお客様も多数いらっしゃいます。

車の塗装が剥がれたときは、ぜひ「刷毛とローラーを使ったDIY全塗装」をご検討ください。
タカラ塗料が、初めての全塗装をしっかりサポートいたします。