タカラ塗料 商品開発担当の坂本です。
塗装後に「タレができて失敗してしまった…」と感じたことはありませんか?
お客様アンケートでも「塗装後に後悔したことがありますか?」との質問に対して、「タレ跡が残ってしまった」というお声が多く挙がりました。
実は、当店の塗装研修でも、気づかないうちにタレができてしまうことはよくあります。
とはいえ、タレ跡ができたからといって「もうどうにもならない」というわけではありません。
今回は、塗装のタレ跡をリカバリーする方法をご紹介します。
■ タレができた直後に気づいた場合
吹付塗装では、その場で修正することが難しく、一度乾燥させてから削って再塗装するしかありません。
一方、刷毛やローラーでの全塗装なら、タレに気づいた時点でサッと塗料を伸ばせばすぐに修正可能です。
そのため、塗装中は常によく観察しながら作業を進めることが大切です。
また、フロントドア・ボンネット・ルーフなど、パーツごとに区切って塗装するのもポイント。
一度に全体を塗るよりもタレを見つけやすく、失敗を防げます。
■ 乾燥後にタレ跡ができていた場合の対処法
ただ、このようなポイントを押さえていても塗装後よく見てみたらタレ跡になってしまっていたということはありますよね。
塗料が乾いて固まってしまっても、次の手順でやり直しができます。
1)サンドペーパーでやすりがけする
タレ跡が完全に乾いていることを確認し、240番程度のサンドペーパーで平らになるまでやすりがけします。
2)削りカスを拭き取る
ウエスで削りカスをしっかり拭き取ります。
3)薄く塗り直す
最初に塗装した時より塗料を薄めにして、刷毛で叩くように塗り直します。
「塗る→乾かす」を繰り返し、周囲となじんだら完成です。
できてしまったタレ跡もやり直しできます。
自分の手でじっくりと車に向き合えるのも、DIY全塗装ならではの楽しみです。
ぜひ時間をかけて、納得のいく仕上がりを目指してみてください。
ブログでは、写真と動画で詳しく解説しています。
ぜひ参考になさってください。
▼ブログはこちら
https://brush-carpaint.com/apps/note/?p=1309
-------------------
新商品のご紹介やお役立ち情報を当店のメールマガジンにてお届けさせていただきます。
ぜひメルマガのご登録をいただければと思います。
ご希望される方は以下のURLよりメルマガの登録をお願いいたします。
▼メルマガの登録はこちら
https://brush-carpaint.com/secure/?mode=mailmaga&shop_id=PA01328785