車をぶつけてしまいました…初心者の補修チャレンジを公開 その1 25.11.13配信メルマガ

タカラ塗料 商品開発担当の坂本です。

やってしまいました。

先日、本社から第二工場へ社用車を移動中、うっかり柱に車をぶつけてしまいました。
たった120mの距離での出来事です。
自分でも信じられず、情けないやら悔しいやら…。

とはいえ、やってしまったものは仕方がない。
せっかくなので、この経験をきちんとサイトや接客に活かせるように、責任を持って補修します!

ということで今週から数回にわたり、「ぶつけてしまった車を初めて自分で補修する」様子をリアルタイムでお届けしていきます。
補修の工程や使ったもの、注意点など、実際の作業を通してお伝えできればと思います。

■ まずは現状の確認

「どうか大したことありませんように…」と祈りながら確認したところ、残念ながらボディがしっかり凹んでいました。

ぶつけたのは、車のすぐ横にあった角のあるポール。
曲がる時にポールのエッジ部分がボディに当たり、ボコッとへこんでしまったようです。

■ 今回の補修方針

補修は次の流れで進めます。

1.やすりがけする
2.パテを盛る
3.やすりがけして平らにする
4.塗装する

工程はシンプルに思えますが、私自身、車の補修は初挑戦。
実際にやるとなるとなかなか奥が深い作業です。

■ 工程① やすりがけ

全塗装の際は通常600番程度の細かいペーパーを使いますが、今回は補修のため、粗めの120番でしっかり足付けしていきます。

削り終えたら、削りカスをウエスできれいに拭き取ります。

■ 工程② パテ1回目

使用するのは当店でも扱っている「ロックポリパテ」。
油性の2液タイプですが、当店の水性塗料とも相性が良く、上から問題なく使用できます。

主剤と硬化剤を混ぜ、しっかりと黄色になるまで混ぜ合わせます。

社長曰く「あとでやすりがけした時に痩せてしまうから、少し多めに盛るのがコツ」とのこと。

2液タイプは混ぜた瞬間から硬化が始まるので、のんびりしていられません。
ヘラを使うのが苦手でパテ盛りは少し緊張しますが、ここは時間との勝負。
手早く仕上げていきます。

見た目は不格好になってしまいましたが、まずはたっぷり山なりに盛りました。

気温が下がるとポリパテの乾燥が遅くなりがちなので、白熱電球で温めながら、しっかり硬化させます。

■ 工程③ パテのやすりがけ

乾燥後、周囲のボディラインと馴染むように120番のサンドペーパーで平らにしていきます。
かなり根気のいる作業ですが、指先で触れて凹凸を確かめながら丁寧に作業を進めます。

パッと見は平らになっているように感じるのですが、指で触ったり横から見たりすると、
やはり元々凹んでしまった部分のパテが痩せてしまって、平らではないのがわかります。

なので、もう一度パテを塗って、ちゃんと平らになるように調整していきます。
次回は2回目のパテ盛りから再スタートです。

今回の作業はここまで。
来週のメルマガで続きをお届けします。

ちなみに、この社用車は12月開催の「大阪モーターショー2025」で展示予定です。
坂本が補修した箇所がどう仕上がったか、ぜひ現地で見ていただけたら嬉しいです。

刷毛とローラーで全塗装した車を実際に見ていただける貴重な機会でもあります。
お近くにお住まいの方はぜひお越しください。お待ちしております!

<大阪モーターショー2025 概要>

▼開催日時
2025年12月5日(金)~7日(日)
各日 9:00〜19:00(最終日は18:00まで)

▼場所
インテックス大阪(大阪市住之江区南港北1-5-102)
タカラ塗料ブース:6号館(6BCU-03)

▼アクセス
・大阪メトロ ニュートラム「中ふ頭」駅 徒歩約5分
・大阪メトロ 中央線「コスモスクエア」駅 徒歩約9分

▼チケット
・前売券 一般 1,800円 / 学生 1,300円
・当日券 一般 2,000円 / 学生 1,500円
※高校生以下無料

▼イベント詳細はこちら
https://takaratoryo.com/18760

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