タカラ塗料 商品開発担当の坂本です。
お客様からよくいただくご質問に、
「CMYKやRGBの数値から塗料を注文できますか?」
というものがあります。
「CMYK」は印刷物によく使われる色の表現方法、「RGB」はディスプレイに使われる色の表現方法ですが、結論から言うと、ご対応は難しいです。
その理由は、RGBやCMYKといった数値はディスプレイや印刷における「色のレシピ」であり、実際の物体の色そのものではないため、塗料の調色には適さないからです。
ただ、どうしてもCMYKやRGBの数値しか分からない場合には以下の方法をお試しください。
【 印刷した紙を色見本にする 】
1)画像の中で希望する色をスポイトツールなどで抽出し、ペイントソフトなどに塗り潰します。
2)印刷設定や用紙を調整し、お好みの色が出るまで何度か印刷してみてください。
3)理想の色が印刷できたら、その紙を当店までご郵送ください。
ちなみに余談とはなりますが、最近はCMYKやRGBの数値をマンセル値に変換できるウェブサイトもあるようです。
マンセル値は、実在する色を「色相・明度・彩度」で数値化したもので、色の表現としてはよりシビアになります。
そのマンセル値をお伝えいただければ、近しい色での調色が可能な場合があります。
ただ、どのようなロジックで変換しているのかは不明なため、表示された色が正確かどうかは保証できかねます。
また、ウェブサイト上の色はモニター設定などにより見え方が変わってくるため、実際のマンセル値の色味と異なる場合もありますし、マンセル値に基づいて作られた色がイメージと違う可能性も考えられます。
こういった変換サイトは、あくまで目安としてご活用ください。
お車を全塗装される際、「色選びで後悔したくない」というお気持ちは、私たちもとてもよくわかります。
できる限りご希望に近づけられるよう、ぜひお気軽にご相談ください。
CMYKやRGBの数値からの調色についてや、印刷した紙を色見本にする方法は、サイトにて写真付きで詳しくご紹介しています。ご参考になさってください。
▼「CMYKやRGBの数値からの調色について」
https://brush-carpaint.com/?mode=f102
-------------------
新商品のご紹介やお役立ち情報を当店のメールマガジンにてお届けさせていただきます。
ぜひメルマガのご登録をいただければと思います。
ご希望される方は以下のURLよりメルマガの登録をお願いいたします。
▼メルマガの登録はこちら
https://brush-carpaint.com/secure/?mode=mailmaga&shop_id=PA01328785