暑い日の車の全塗装、失敗しないための塗装対策ガイド 25.07.10配信メルマガ

タカラ塗料 商品開発担当の坂本です。

全国的に梅雨明けの声が聞こえ始め、大阪でも連日30℃を超える日が続いています。

「梅雨が明けたら、いよいよ全塗装をしよう!」
そんなふうに計画を立てていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?

今回は、暑い時期に塗装する際の基本的な対策をご紹介します。
気温が高いと塗装のトラブルが起こりやすくなるため、失敗しないためのポイントを押さえて塗装するようにしてください。

1)車を冷やしてから塗る

真夏の車のボディは、手で触れないほど熱くなります。
この状態で塗装すると、塗料がすぐに乾いてしまい、刷毛やローラーの跡がそのまま残る原因に。
できるだけ日陰で車を冷まし、表面温度を下げてから塗装を始めてください。

2)日陰で作業する

塗装中も直射日光を避けるのが理想です。
屋根のある場所がベストですが、建物の影など、日陰になる場所でも効果的です。
また、快晴の日よりも曇りの日のほうが作業がしやすくなります。

3)塗料を少し多めに薄める

高温環境では塗料の乾燥が早くなり、ムラの原因に。
シンナーや水で少し多めに希釈して、乾燥速度をコントロールしましょう。
さらに、乾燥を遅らせる効果のある「リターダー」や「バランサー」の使用を強くおすすめします。

4)塗装中の塗料の状態に注意する

風や日差しの影響で、塗装中の塗料の粘度が上がることがあります。
表面だけが先に乾いて膜ができることもあるため、塗料はこまめにかき混ぜながら使いましょう。
作業を中断する際は、容器にラップをかけるなどして乾燥を防ぐようにしてください。

5)塗料の沈殿に気をつける

塗料を薄めて使うと、塗料の成分(顔料やつや消し剤)が沈殿しやすくなります。
ローラーや刷毛でよく混ぜながら塗装を進めるようにしましょう。

暑い時期の塗装は、この基本的な対策を取ることで仕上がりに差が出ます。
また、塗装に夢中になると休憩や水分補給を忘れがちです。
熱中症対策も万全にしながら、無理のない範囲で塗装を楽しんでください。

塗料別の対策方法も下記のページで詳しくご紹介しています。
ぜひあわせてご覧ください。

▼暑い季節に塗る方へ
https://brush-carpaint.com/?mode=f25

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